某教育機関
ストレージを冗長化構成しハードウェア障害耐性を高める
某教育機関では、CloudyIV iXを複数拠点に導入し、VPNで相互アクセスができる体制を構築されています。 導入以降はトラブルなくご利用いただき、性能・容量・コストの3点で高い評価をいただいています。 今回は某教育機関でのニューテック製品の具体的な活用方法や、ニューテック製品を選んだ理由についてお話を伺いました。
- 導入いただいた製品
- ストレージ容量が足りなくなり、大容量のストレージが必要になったことと、物理サーバが何台もあり、故障した際の復旧が大変かつ個別のメンテナンスが必要だったので仮想マシンにすることを検討していた。
- ご導入前の課題
- ストレージ容量が足りなくなり、大容量のストレージが必要になったことと、物理サーバが何台もあり、故障した際の復旧が大変かつ個別のメンテナンスが必要だったので仮想マシンにすることを検討していた。
- ニューテックを選んだ理由
- iSCSI接続可能な製品があったからです。ニューテック社の営業さんからいただいた資料のなかにiSCSI接続について記載があり、導入を決めました。 iSCSI接続が可能な製品はほかにもありますが、ニューテック製品は他社製品と比較してディスクの容量単価が安く設定されています。性能面・費用面ともに満足度の高い製品だと感じます。
構成図
具体的な用途を教えてください
複数拠点でCloudyIV iXを利用中です。拠点間でデータのやり取りができるよう、VPNで接続しています。
具体的には、仮想マシンのOSをCloudyIV iXにインストールし、iSCSI bootさせています。
HA(High Availability)で構成しており、障害発生時には自動的にスタンバイサーバ側に切り替わるようにしています。
大容量ファイルサーバも各拠点に置いています。大容量ファイルサーバのほうは複製のみで、HA構成の自動切り替えは行っていません。
利用している人は主に教育機関の職員で、利用用途は学内でのデータ共有ですが、容量が大きくトラブルも生じないため、導入以来大変活躍しています。
大容量ファイルサーバではiXを利用しています。今回はWindowsのCALのコストを抑えるためにiXにしました。
導入後、トラブルや問題は発生しましたか?
導入以来、障害は発生していません。コストが低いうえに運用の手間がかからず、非常にユーザーフレンドリーなサーバであると感じています。
メインユーザーである教職員からのトラブル報告もありません。
これからのニューテックに期待することはなんでしょうか?
ニューテック社にはぜひクラウドに対応して欲しいですね。ファイルサーバをクラウド化すると費用面の負担が増えてしまうかと思いますが、それでもクラウドの需要はあると感じています。
現状、CloudyIV iXには機能面・容量面で十分満足しており、新たなシステムの導入や拡張の予定はありません。クラウド化が進めば、お願いできることももっと増えると思いますので、ぜひよろしくお願いします。
インタビューを終えて(担当営業コメント)
今回のご案件では、大容量が得意であることに加えてCloudy Ⅳ iXのメリットであるユニファイドストレージと可用性を最大限に活かすことができ、大変うれしく思います。
お客様のニーズの変化に伴って、ニューテックが得意とするオンプレミスとクラウドの共存は必要不可欠だと考えていますので、ぜひ前向きに検討したいと思います。