京都府 製造業M社 CloudyIV NAS/Windows 2019導入事例
使い慣れたCloudyⅢ-LC2 NAS/Windows 2016を遠隔地に複製しBCP対策は万全
導入事例インタビューにご快諾いただきました、京都府 製造業のM社様。過去に導入していただいたCloudyⅢ-LC2 NAS/Windows 2016でご利用中のデータを冗長化し、BCP対策まで万全にしたNAS運用方法をご紹介いたします。
- 導入いただいた製品
- 既存のファイルサーバが、冗長していないシングル構成で稼働しており、レプリカサーバを用意して冗長させる必要があった。またBCP対策がされていなかった。
- ご導入前の課題
- 既存のファイルサーバが、冗長していないシングル構成で稼働しており、レプリカサーバを用意して冗長させる必要があった。またBCP対策がされていなかった。
- ニューテックを選んだ理由
- 過去にニューテックのCloudy NASシリーズを購入しており、課題であるデータの複製を目論む上で、ターゲットとして親和性が高いと考えた。
NAS導入のきっかけについてお聞かせいただけますか?
3年前にニューテックのCloudyIII-LC2 NAS/Windows 2016を部門のファイルサーバとして導入しました。故障もなく使えているのですが、バックアップやレプリケーションなど、データの複製は行なわれておらず、データロストが起きた場合の対策が何もされていない状態でした。今回導入したCloudyIV NAS/Windows 2019は、このファイルサーバのデータをレプリケーションするターゲット機とするべく導入しました。
ユーザ数はどのくらいでしょうか?
部門のユーザー、50~60人が同時アクセスするような利用状況です。
構成のご紹介
こちらの構成におけるポイントは、BCP対策では鉄板といえますが、遠隔地に複数のデータを持つことで災害時にデータを保護する点が一つ。もう一つは、データバックアップではなくArcserve RHAによりリアルタイムレプリケーションを行うことで迅速なリカバリを可能にしている点になります。これにより、万が一京都で災害が発生したとしても愛知拠点のレプリカ機に切り替えることでダウンタイムを最小限に抑えた運用を可能としています。
アクセスが遅くなる、などお困りの声はございませんでしたか?
特に不満の声は聞こえてきていません。ですので、使えている状態が普通、と考える一般ユーザーのみんなは、概ね満足しているのではないかと思います。それに、プライマリのCloudyIII-LC2 NAS/Windows 2016も、今回導入のCloudyIV NAS/Windows 2019も両方シルバー保守に加入していますが、オンサイト修理の出動はこれまで一度もありません。情シスの手を煩わせることなく、長期間利用出来ている点には満足しています。
データの冗長化にArcserve RHAをお選びになった理由も教えていただけますでしょうか。
弊社他部門で利用されており、またArcserve社のセミナーなどでソフトの使い勝手をおおよそ理解していたことや、購入前にニューテックとArcserve RHAについてご相談させていただいたことなどからArcserve RHAにしました。
最後に、私たちニューテックに望むことについてコメントをいただけますでしょうか?
Webサイトは資料が充実しており、サイトを訪問する機会は多いと思います。何かトラブルがあるとニューテックのWebサイトを訪問し答えを見つけています。ますますの資料の充実を期待しています。
インタビューを終えて(担当営業コメント)
ニューテック製品を選んでいただいていることに対して思うこと
機器の増設に選んで頂けた事は、既存システムにご満足頂いている事の表れであるといえますので、より一層自社製品に自信を持つことができました。
製造業M社様と今後どのような関係性を構築していきたいか
今後、機器のリプレイスのタイミングや課題のご相談等を頂いた際には引き続き信頼性の高い製品・ソリューションをご提供出来るよう目指してまいります。
BCP対策へのニューテックの今後の取り組みについて
今回ご採用頂いたCloudy NASシリーズ2台とArcserve Replication & High Availability をバンドルしたアプライアンスモデルをBCP対策にお困りの方々へご導入いただけるよう活動していきます。